まうな歯科医院 患者さん日記:右下の奥歯につまる
右下の奥から2番目と3番目の歯の間に、食べ物がたくさん挟まってしまうと、旦那様の紹介で、まうな歯科医院に来院されました。
食べると、肉、魚、野菜、なんでも必ずつまってしまい、歯冠ブラシを持ち歩いているとの事でした。右下の1番奥の歯は、昔、根の先に膿がたまって、治らず、抜歯したそうです。奥から2番目の歯には、銀歯が入っていました。奥から3番目の歯は、白いかぶせものがしてありました。
歯と歯の間のつまりぐあい(コンタクト)がゆるくなっている場合もありますので、コンタクト・つまり具合を診査してみますと、異常にゆるいということはありませんでした。すき間がゆるければ、詰め物かかぶせものどちらか一方をかぶせなおして、きつくすると改善されます。
食べ物がはさまる歯と歯と間は、天然の歯ではなく、詰め物で、上の歯を見てみると、とがっていて、ちょうど、つまる歯と歯の間にささりこんでいました。かみ合わせを診査しますと、上の歯が、下の歯にぴったりかみこみ、食物の流れるスペース(スピルウェイ)が全くありませんでした。食物が流れるスペース(スピルウェイ)がないと、全てのものが、歯と歯の間に押し込まれてしまいます。この場合は、かぶせもの または、詰め物の形態を修正するだけで、スピルウェイができると、挟まるのが緩和される場合がありますので、少し、形を整えて、治しました。形を整えた後は、研磨します。
かみ合わせの改善が終わったら、詰め物をやり変えて、歯と歯の間をきつめに入れなおすのも有効です。
荻窪まうな歯科医院/右下奥歯につまる・はさまる