まうな歯科医院 患者さん日記:歯が全体的にしみるようになった。
歯がしみてしまい、水道の水でうがいがつらいとのことで、しみるのを治す治療を、できるだけ歯を削らずに行っているまうな歯科医院を調べて、来院されました。
お口の中を拝見してみますと、歯の根の部分が露出して、しみやすそうなところが複数みられました。歯茎が下がると、歯の下の方、歯の根がみえて、象牙質が露出してしまい、ひどくしみる場合もあります。
全体にしみるとのことですが、実際に、どの歯がしみているのかを、診査して、記録していきます。虫歯は無く、知覚過敏でしみていました。しみている歯には、よく効くしみ止めを塗布し、光を照射します。このしみ止めは、治療後、すぐに食事できるタイプです。しみるのが1回で治ることもありますし、ひどいしみの場合も、しみるのが弱くなり楽になります。しみ止めでもしみる場合は、樹脂(プラスチック素材)を塗ったり、つめたりします。これらの治療は、象牙質にある象牙細管というしみている原因になっている目には見えない細い管を封鎖しています。
歯茎が下がる原因は?
1、歯ブラシが強い
2、食いしばりが強い
3、年齢とともに、少しづつ、歯茎が退縮する
4、歯周病で、歯の周りの骨が減り、その後、歯茎が下がった。