2015年10月4日 患者さん日記
30代 男性 :虫歯になてしまった親知らずを残したい!
右上の親知らずが虫歯になってしまいましたが、できれば治療したいと思い、親知らずの歯を抜かないで残す虫歯の治療を行っている歯科医院を検索して、東京荻窪まうな歯科医院に来院されました。今まで通っていた2件の歯科医院で、その親知らずの治療は不可能だから、抜くしかないと言われたそうです。
お口の中を拝見してみますと、右上の親知らずの頬側がむし歯で黒くなっており、掃除をしてプラークを取り除くと、親知らずのほっぺた側の面に2つの穴があいていました。
診査したところ、器具がなんとか届き、神経には達していない比較的小さなむし歯であったため、むし歯の治療が可能だと診断しました。お口を開けている必要があり、奥であるため少し大変なことをお話しましたが、虫歯の治療を希望されました。
今日は、親知らずに白い詰め物でつめる虫歯の治療をし、親知らずを残しました。治療時間は10分程度でした。もっと大きなむし歯で、より治療しにくい部位の場合もありましたので、今回は比較的簡単に親知らずの虫歯の治療が完了しました。
神経まで達する親知らずの虫歯や、場所や生え方、清掃状態などによっては、抜歯をおすすめする場合もあります。