はぎしり ~荻窪の歯医者まうな歯科医院~
歯ぎしりは、歯周病を悪化させる原因となることがあります。歯ぎしりを放置しておくと、歯が揺さぶられ、歯の周りの骨が溶け、歯が抜けてしまうこともあります。
毎食後、頑張って歯を磨いていて、歯の定期健診にも通っているのに、1か所だけ、歯周病が急に悪化してしまう場合、歯ぎしりが関係していることもよくあります。
歯ぎしりの害は他にもあります。
以前に根の治療をしてある歯などは、神経に達する虫歯があったために根の治療を行っているので、健全な歯質が小さく、歯が削られている量が多いこともあり、歯がもろくなっており、歯や歯の根にひびが入ったり、割れたりすることがあります。
○歯ぎしりを軽減させる方法は2つあります。
自己暗示療法とスプリント療法です。
①自己暗示療法では、「口唇を閉じて、歯を離す!」と20回くりかえし言います。歯を無意識のうちにくいしばっている人は、結構います。奥歯と奥歯が合わさって噛んでいる人は、奥歯と奥歯を離して、噛む筋肉の緊張をゆるめリラックスするようにしましょう。
②スプリント療法は、マウスピース(ナイトガード)を夜、就寝時だけはめて寝ることで、上下の歯があたらないようにする治療法です。無意識の強いくいしばりの力や歯ぎしりから歯を守ります。
作り方は、歯科医院で、上の歯の型をとり、次の時には、マウスピースをお渡しできます。保険適用のものがあります。ナイトガードについてはこちらをご覧ください。
荻窪のまうな歯科医院ではナイトガードの作製を行っています。
これらの方法で、歯への負担が軽減できます。