荻窪駅南口まうな歯科医院の予防歯科情報:予防歯科の最先端の講習会に参加しました。
虫歯とは?酸で歯がとける。
酸性になるとPHが5以下と低くなり、酸でミネラルや無機質が溶け出す「脱灰」をおこします。
長時間、頻回の酸にさらされますと、酸を作り出す酸産生菌、酸に強い耐酸性菌が増加します。するとプラークの中の善玉菌が死滅します。
酸性度PHバランスが取れている人は、虫歯のリスクが低いと言えます。
虫歯をつくる うしょく病原菌が増殖した状態を、アルカリPH療法で、PH8以上のアルカリ性の薬液を使用し、正常な細菌叢に戻すこともあります。
酸性にならないように、PHコントロールが重要です。
1本虫歯が発症した→1年以内にむしばが発生する確率は60%から80%です。
新たな歯と歯の間の虫歯(隣接面のうしょく)の発症、進行抑制のための定期管理が大切になってきます。
ローリスク:フッ素入り歯磨き粉を1日3回使う。
ミドルリスク:フッ素入り歯磨き粉を1日3回使用+フッ化物洗口液でのうがい
ハイリスク:フッ素入り歯磨き粉+フッ化物洗口液うがい+コンクールで1日2回うがい(クロルヘキシジン洗口液10ml)
クリンプロ歯磨き剤はフッ素にリン酸カルシウムを同時配合することに成功した製品で、初期の虫歯を治す再石灰化能力が高いです。象牙質へのフッ素の取り込み量が多く、象牙質への効果も期待されます。
注意点:
フッ化物歯磨き粉の後は、1時間開けてから、コンクール・クロルヘキシジン洗口液でうがいすることを特に気をつけると良いでしょう。
食べたらすぐに歯磨きをし、寝る前にコンクール(クロルヘキシジン洗口液)でうがいがおすすめです。
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