治療前は歯と歯の間の虫歯は、直接穴が見えませんが、白濁して、周囲の健康な歯の色とは違います。中がむし歯のため、光の屈折率が違い、きちんと光が反射して透明に見える健康な歯とは違って見えます。白濁した表面を少し削ると、ずぐ穴があいていました。
治療前 削ると出てきたむし歯
中で虫歯が広がっていたので、染め出して、少しづつ虫歯の部分だけを取り除いていきます。
虫歯をとっていく まだある
う蝕検知液は、むし歯の菌に感染している歯質だけがピンク色に染まり、健康な歯の部分は染まらないため、むし歯の部分を取り残すことなく、過不足なく、むし歯のみを除去することができます。黒くても、むし歯の菌がいないところもあり、白くてむし歯で柔らかくなり菌が感染している部分もあります。目で見ただけでは、熟練しても分かりずらいので、染め出し液は必須です。
虫歯除去完了 仮の詰め物
虫歯がなくなったら、白い仮の詰め物をしました。歯と歯の間の虫歯は分かりにくく、検診は欠かせません。20歳すぎたら、毎日フロスと言いますが、歯と歯の間の虫歯が発生しやすくなります。
東京都杉並区荻窪まうな歯科医院