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スポーツ歯学 ~マウスガード2~

■歯の損傷率を半減

例えば歯並びが悪く食べ物を片方の歯で噛(か)む癖があるだけで、ほんの少しだが顎がゆがむ。これが体の重心をずらし、人体のシンメトリー(対称)を壊す。体のバランスの悪い選手は当然、勝てない。

スポーツ用のマウスガード。アスリートの要望に応じてカラフルに作り上げる(東京都文京区の東京医科歯科大学)
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スポーツ用のマウスガード。アスリートの要望に応じてカラフルに作り上げる(東京医科歯科大学)

 矯正し切れなければマウスピースを処方する。温めて柔らかくして歯に装着する簡易型ではない。歯科医らしく歯を採寸し、選手一人ひとりにピタリ合うオーダーメードのマウスピースだ。だからこのマウスピースは「なかなか外れない選手泣かせ」。

 だが、その分、このマウスピースは歯を守る力が強く装着した場合の歯の損傷率は装着しなかった場合に比べ半分近くにまで低下する。

 ただ、スポーツ歯科は新しい領域だけに試行錯誤の連続だ。データもまだ十分とは言えない。理論的には正しくても結局、選手の納得感を得られ、結果につながらなければ意味がない。

 このため上野は「選手たちの本音を知りたい」と、選手と酒を飲みながら話す機会を大切にしている。断らないため選手たちからよく「先生、今日飲みに行きましょうか」と研究室にも誘いが来る。「最近、引退したプロのハンドボールの選手とも飲み仲間」だというが、つい飲み会の席で「ブラッシングは縦に歯1本ずつ磨くつもりで」などとついアドバイスしてしまう。

 日ごろ付き合いのあるスポーツ選手たちが五輪など世界的な大会で成果を収めると「本当にうれしい」。

 最近はフェースマスクなどを使った治療でも有名になりつつある。もともと歯を研究しているため、ヒトの顔の形は熟知している。選手の顔に完全にフィットするフェースマスクは「手が器用な歯科医の得意領域のはず」。この間も卒業を間近に控えた早稲田大のサッカー選手にフェースマスクを提供、出場を可能にした。

 自らは「休日にゴルフをするくらい」と運動とは縁遠くなったが、スポーツ歯科を研究していると「まだまだ自分も現役のスポーツ選手のような気持ちになる」という。<日本経済新聞>

*参考*夜寝るときに使用するナイトガードは、食いしばりや歯ぎしりなどの過度な力から歯を守ります。スポーツ用と異なり、うすく違和感の少ないものです。ナイトガードについてはこちら→>>

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スポーツ歯学 ~マウスガードで競技を支える~

 

鍛えるなら「歯」から トップ選手の駆け込み寺 

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02263910T10C16A5000000/?n_cid=DSTPCS001

2016/5/15   日本経済新聞 電子版 
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東京医科歯科大学(TMDU)の上野俊明准教授(49)の診察室は少しむさ苦しい。なぜなら患者の多くがスポーツ選手だからだ。

 訪れるのは並みの選手ではない。プロ野球選手にグラウンドを走り回るJリーグのサッカー選手、ラガーマンたち。「リオの五輪まで何とか間に合わせてくれませんか。どうしても勝ちたい」。さながらトップアスリートの駆け込み寺だ。

 選手たちが頼りにするのは「歯を整えれば身体能力は上がる」という上野理論。虫歯を治し、歯並びを整え、足りなければマウスピース(マウスガード)を使って補強する。そうすれば「選手の競技力は必ず向上する」。

 その理屈はこうだ。スポーツで大きく勝負を左右するのは筋力。その筋力はもともとの強さと、試合時の興奮性の「和」で決まる。

■電気信号量を左右

もともとの筋力を強くするにはトレーニングを繰り返す必要があり時間がかかるが、興奮性は工夫次第。うまく脳を刺激し、筋肉への信号量を増やせば瞬時に興奮性は上がる。その脳への電気信号の量を増やすために歯を強く食いしばれるようにするわけだ。

 この時にものを言うのが歯のかみ合わせ。上下の歯をかみ合わせた時の「面積が増えれば増えるほど脳に送る信号量が増えることが長年の研究から判明している」。だからこそ歯が大切なのだ。例えばマウスピースを使えば噛(か)む力が25%程度増えるのでその分、脳に送る信号量が増えることになる。

 上野が約25年の間、研究テーマとする「スポーツ歯科」は90年ごろTMDUでスタートした学問。だが、最初からこの分野のエキスパートになろうと考えていたわけではない。

 金沢大学付属高校時代、サッカー部でフォワードを務めていたこともあって「面白そう」と軽い気持ちで足を踏み入れたことがきっかけだった。ところが、少しのぞいてみると分からないことだらけだった。

 これが負けず嫌いの上野の好奇心に火をつけた。TMDUでの研究の後、米タフツ大学に留学して顎関節症の研究に従事、かみ合わせが狂うだけで全身に悪影響を及ぼすという知見を得た。

■歯の損傷率を半減については、こちら→>>

ナイトガード(寝るときに歯を守るマウスピース)についてはこちら>>

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患者さん日記:口内炎再発

まうな歯科医院 患者さん日記: 口内炎ができた

以前に、とても大きな口内炎ができた時に、まうな歯科医院で薬をぬってすぐ治ったので、今度は舌に口内炎ができてしまい、しみて、痛くてつらいので、お母さんと一緒に「また同じ薬をぬってほしい」と、まうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみますと、舌の先の方に直径5mmくらいの口内炎ができていました。お食事をするのにも痛く、しょう油などもしみて、ヒリヒリし、歯ブラシが当たっても痛く、つらいとのことでした。即効性のよく効く薬を塗りました。皮膚科でもらったケナログをお持ちですが、舌なので、すぐ取れて、治らなかったそうです。確かに、濡れていて、動くので、塗り薬はすぐとれてしまい、塗布が難しいです。

つらいときは、我慢せず、歯科医院を受診するのがおすすめです。

口内炎の症例>>

レーザーによる口内炎の治療もあります。大きな口内炎や、痛い場所にできた口内炎、複数個できてしまった口内炎などは、早めに受診して楽になってください。

お口の中を拝見しますと、磨き残しが多かったので、歯科衛生士さんと一緒に、歯ブラシの練習もしていかれました。べっとりと付いたプラークを取るにはコツがあります。

荻窪南口の歯医者まうな歯科医院/口内炎/まうな歯科医院

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患者さん日記:入れ歯が割れた

患者さん日記:上の部分入れ歯にひびが入って割れてしまった。

3年前に他院で作製した入れ歯が、ひびが入り割れてしまったとの事で、奥さんの通っているまうな歯科医院を紹介され、来院されました。

お口の中を拝見してみますと、上の入れ歯の真ん中あたりにひびが入り、前歯の歯と歯の間にも割れ目が見えました。真ん中で二つに割れてしまっているようでした。下の奥の大臼歯は無いのですが、入れ歯を入れていませんでした。上の歯は、左奥が1本、右奥が2本残っていました。奥歯2本位ばねをかけるタイプの入れ歯でしたので、下の入れ歯を入れないため、力が両側に開く方向にかかり、ひずみができて、かみ合わせのアンバランスがあり、われてしまっていました。

まず、かみ合わせの調整をしてから、入れ歯の割れ目をつける修理をしました。1度割れると、また割れる可能性があるため、補強線をいれて、丈夫にしました。ひずみのできる入れ歯は毎日のかむ力により割れることがあります。金属のばねがあるタイプと、ばねがピンク色で目立たない入れ歯の2つをお持ちでした。2つの入れ歯があると、紛失したり、事故などで割れてしまったときにも食事ができ、慌てずにすみます。

ばねの目立たないオシャレ入れ歯は、こちらから>>

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龍の歯医者

4月1日、23時から「龍の歯医者」をTVで放映します。

龍の歯医者って、興味あります。

人の歯医者ですが・・

「夜中中、騒いでいた虫歯菌」だって?????

 

皆様の健康を祈って。

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患者さん日記:左上の歯がジンジン痛い

左上の奥歯が先週から寝る時になると、ジンジンして痛むとのことで、最新医療を行っていると聞いてまうな歯科医院に来院されました。お口の中を拝見してみますと、穴があいていたり、着色がついていたりという虫歯の外観ではありませんでした。診査をしてみますと、レントゲンで、歯根膜腔の拡大(歯とあごの骨をつないでいる繊維が外力により広がっている状態のレントゲン画像)がみられ、食いしばりなど、強い力が左上の大臼歯にかかってしまっていることが分かりました。かみ合わせの診断を行い、むし歯や歯周病、歯石など異常がないが診査しました。正常な力より大きな力が加わると、歯の周りの骨をとかして、あごを守る防御反応がおこり、歯が動いてくることがあります。初期であれば、かみ合わせの微調整などで、異常な外力を取り除いてあげることで、歯の動きは止まることが多いです。

夜寝ているときは、無意識なので、大きな力が加わり、通常自分の体重くらいあるといわれるかむ力が、寝ているときは、100キロを超える強い力で かみしめている方もおられます。夜間に無意識の状態で、強いかみしめがあると、歯に痛みを感じたり、強くしみたりする場合があります。無意識の力をコントロールするには、夜寝る時だけはめるナイトガード(マウスピース)がおすすめです。歯のすり減りや、歯の破折、咬耗、摩耗も防ぎ歯を守ります。

ナイトガードについてはこちら>>

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患者さん日記:奥歯があついものでズキズキ痛む

患者さん日記:奥歯があついものを食べてからズキズキ痛い(神奈川県21歳)

昨夜、食事であついものを食べてから、奥歯がズキズキ痛み出し、かむと痛く、寝る時もズキズキ痛みが出て、できるだけ歯を削らない治療を行っている東京の歯医者を知人に聞いて、荻窪南口まうな歯科医院に来院されました。

お口の中を拝見してみますと、詰め物がいくつかありましたが、穴は見られませんでした。診査してみますと、右上の奥から二番目の歯で噛むと痛みがあり、風をかけるとしみていました。右上の奥には、銀の詰め物がしてありましたので、銀歯を外して中を見てみました。銀歯を外しますと、セメントがあり、セメントの中は、神経に一番近いところに虫歯がありました。それ以上虫歯をとると神経が出てしまうため、一度セメントで詰めてあったようですが、痛みが出てしまいました。虫歯は神経に到達しており、神経に炎症が出たため、痛みが出てきました。あつい刺激が、神経が痛み出すきっかけとなりました。炎症の起きた神経は、不可逆性で、もう治らない場合は、神経の治療が必要になります。神経の治療は、歯の根の消毒をして、歯を残すための治療で、1回では終わらず、何回かかかります。根の治療が終わると、土台を立てて、かぶせをして、また嚙めるようになります。

根の治療はこちら>>

 

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患者さん日記:ひどい虫歯

患者さん日記:ひどい虫歯で前歯がかけた。

ひどい虫歯でついに前歯がかけたとの事で、ご友人の紹介で無痛治療を行っているまうな歯科医院に来院されました。

こわがりで、削る音などこわくて仕方がないとのことでした。はじめは練習からスタートし、慣れてきてから治療に入ります。

お口の中を拝見してみますと、右上の真ん中から2番目の前歯がかけて、穴があいていました。神経には達していないようでしたので、1回で詰めるだけですみそうでした。ほかの歯を診てみますと、左上の犬歯の裏側に大きな穴があき、レントゲンで診査すると、神経に達する大きさのむし歯でした。犬歯の一つ後ろの歯も、歯と歯の間に穴があいていました。お話を伺うと、大きな穴のある犬歯の方が、痛みがあるとのことでした。痛くならないと、怖くて歯医者に行けないとのことで、すぐ行くと軽く、早く終わるのは分かるのですが、怖くてなかなか来れない方は意外に多いものです。せっかく来院されたのですから、この際、むし歯をすべてなおして、残せる神経や残せる歯は、1本でも多く治すことをおすすめします。

まうな歯科医院では、怖がりでも通える環境を提供したいと考えております。マイペースで通っていただければと思います。

ひどい虫歯の治療例>>

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患者さん日記:クリーニング

当院の歯科衛生士のご家族の方がクリーニングご希望で来院されました。

定期的なクリーニングの重要性と有効性については、日々、歯科衛生士から聞いておられたので、よく理解されていました。

前歯の着色が気になり、細かなパウダーで、歯を傷つけずにステイン(着色)だけを除去することができる最新機器のプロフィーメートで、着色をすばやく除去しました。着色は、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、カレーなどの色素の食べ物でついてきます。

歯の着色は、つきやすい人と、つきにくい人がいます。着色しやすい人には、エナメル質の細かな傷を修復するリナメルがおすすめです。リナメルホームケアペーストはご自宅で使えます。リナメルは歯を削るのではなく、ミネラルパックで、歯にミネラルを補給することで、微細なでこぼこをなめらかにし、ツルツルな歯にします。

歯石は、大唾液腺という唾が出てくる出口の下の前歯や上の奥歯につきやすく、超音波の振動で歯石が細かく砕かれ自然にはがれて取れます。最新の超音波スケーラーは、振動が優しく、30段階に調整ができるので、痛くなく快適です。

クリーニングについてはこちら>>

杉並区荻窪南口まうな歯科医院/荻窪女医の歯医者

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患者さん日記:前歯のブリッジを入れ替えたい

まうな歯科医院 患者さん日記:上の前歯が黒くなっていて、きれいなブリッジにやりかえたい。

20年前に入れた前歯の上の方が黒く見えて、さらに、ころんで、まん中の前歯がかけてしまい、やりなおしたいが、他院で前歯は残すことができず、インプラントはできないと言われ、セカンドオピニオンでまうな歯科医院に来院されました。骨粗鬆症の薬を飲んでいるため骨がないが、骨を増やすことは難しいと言われたとのことでした。

お口の中を拝見してみますと、かぶせもののふちから歯の根が出ているため、おっしゃるように黒く見えてしまっていました。歯は揺れていませんでした。骨が少し減っているものの、今かぶせてある前歯を保存できれば、インプラントは必要なくなります。前歯の歯ぐきの際が黒く見えますと、虫歯のように見えてしまい、お顔の印象も違ってしまいます。すっきり白くなると清潔感も出ます。

歯をできるだけ残す治療をご希望されましたので、3本の前歯を抜かないで、すべて残して、古い5本つながっているかぶせを外し、仮歯にしてから、あたらしいかぶせにやりなおすため、歯を残す治療をおこなうことになりました。今回の前歯は、今までに2回やりかえたことがあるとの事でした。神経はない歯でしたので、根の治療が以前にされていました。根の治療が必要な場合は、根の治療をやり直します。

歯の根の治療についてはこちら>>

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