歯周病で、前歯がゆれているため、歯周病治療、歯周病再生療法、歯周病で溶けてしまった骨を再生する手術をおこなっている歯科医院を検索して、荻窪にあるまうな歯科医院に来院されました。
歯ぐきの腫れがひどい状態でしたので、全体的にプラーク(歯垢)・歯石を除去する初期治療を行い、出血がなくなってから、歯周病再生治療をすることになりました。歯ぐきをあけて、歯ぐきの中の炎症物質を完全にきれいにし、骨を作る細胞を誘導するタンパク質(エムドゲイン)と人工骨を入れ、歯周組織の再生をはかる歯周病の外科手術(骨再生療法)を行いました。
エムドゲインは、歯周病によって溶かされた骨を再生させます。歯の周りの骨を作る細胞を誘導し、骨の再生を助ける特殊なたんぱく質です。歯の表面の汚れを取り、溶けた骨の部分にエムドゲインを入れることで、骨を再生させます。
骨は再生するのに時間がかかり、骨が再生する前に歯ぐきが入り込んで、骨が再生する隙間がなくなってしまいます。エムドゲインは、歯ができる時のエナメルタンパクでできており、骨を再生するスピードが早いため、骨の上に歯ぐきが入り込む前に、骨を再生させます。
1週間後に抜糸をし、メインテナンスを行っていきます。
日付: 2016年1月22日 カテゴリ:まうな歯科医院 患者さん日記 and tagged 歯周病治療, 最新治療