荻窪駅南口にある歯医者まうな歯科医院の患者さん日記:右上の奥歯が3本グラグラしており、娘さんの紹介でひどい歯周病の治療を行っているまうな歯科医院に来院されました。
他院では、グラグラ揺れているのに、突然治療終了と言われてしまい、噛めないので困っていました。歯周病の末期で歯が揺れている場合は、やむ終えず抜かなければならない場合もあります。根の先まで歯の周りの骨(しそう骨)が無くなってしまっていると、骨再生治療も難しくなります。歯の根っこの周りの骨(歯槽骨)が残っていれば、歯周組織再生療法が可能になる場合もあります。
再生療法は、初期治療と言って、お口全体の歯ぐきの上の清掃・クリーニング及び、歯ぐきの下の歯石除去等を行って、炎症がない状態にしてから行う外科治療になります。エムドゲインを使用して、骨再生治療を行う場合もあります。
歯周病末期の歯は、抜歯の適応になりますが、骨が少し残っていた歯は、揺れがあっても、歯周組織(骨)再生療法の適応になりました。歯周病は、歯の周りの骨(歯槽骨しそうこつ)がとける病気なので、レントゲンで診断を行います。歯ぐきの周りの溝、ポケットが深いのも、歯周病の特徴の一つです。
日付: 2016年6月6日 カテゴリ:まうな歯科医院 患者さん日記 and tagged 歯周病治療, 最新治療